コーヒーは茶、アルコールと並んで日本人に馴染みの深い嗜好品です。

このコーヒーに薬理作用が存在することは昔から言われていて、コーヒーが人体に及ぼす作用に関してさまざまな医学・薬学的知見が得られています。

今回は、コーヒーのもつ様々な健康効果について紹介していきます。

なお、特定の患者さんや病気によっては、通常は無害な作用が有害に働くことがあるため、注意が必要です。

コーヒーを摂取すると、中枢神経興奮や筋肉運動の亢進作用が現れます。
コーヒーが眠気覚ましや疲労回復作用を持つのはこのためです。
また、他にも大腸の運動を亢進させる作用があります。

他にも、焙煎したコーヒー豆のなかには数百種類にも及ぶ成分が含まれており、コーヒーを長期間飲み続けると、パーキンソン病や大腸がん、直腸がん、糖尿病の発症リスクを抑える効果があることが示されています。

また、国立がんセンターが18000人以上を対象に13年間にわたって追跡調査した結果、『 「コーヒーをほとんど飲まない」人が肝がんを発生する割合を1とした場合、「1日1杯未満」の集団では0.67、「1日1〜2杯飲む」集団は0.49、「1日3杯以上」は0.54となり、癌になる割合がおよそ半減するというデータが得られた。』ことが分かりました。

この他にもまだまだ研究途上のコーヒーの薬理作用は数多くあり、今後ますますコーヒーと健康について新しい事実が明らかとなっていくことでしょう。