オンライン辞書の英辞郎では「支那(シナ)」という呼称は差別語であると定義されています。
この言葉は昔から中国を指すだけでなく、支那蕎麦(ラーメン)、支那竹(メンマ)、東シナ海などいろいろな使われ方をしていますが、いったい何時から差別語とされたのでしょうか?

正論編集部の「恐れずおもねらず 雑誌「正論」30年の軌跡」という本の中に、以下の記述がありましたのでご紹介します。

シナについて言っておくと、シナは蔑称ではありません。中国最大のネット企業のホームページも「SINA」という表記、すなわちシナを使っています。私にシナという言葉SINAを使うなと”抗議”してきた在日中国人がそれを知って、中国当局に「なんで本国までがこんな屈辱的な言葉を使うのか」と申し入れたら 「歴史を勉強してからものを言え。シナはわが国に対する尊称である」と逆に”説教”をくらっている。私はその記録も持っています。

恐れずおもねらず―雑誌『正論』30年の軌跡
恐れずおもねらず―雑誌『正論』30年の軌跡

ここに書かれているホームページというのはこちらですね。

http://www.sina.com/

確かにSINA=シナという語が使われていますね。
少なくとも中国政府当局は支那(シナ)を差別語とは認識していないことが分かります。

石原都知事も支那(シナ)という呼称をよく使われていますが、
このサイトのこともご存知のようで差別語ではないというお考えですね。

中国当局自身がシナは差別語ではない(むしろ尊称である)という考えなのに、いつのまに差別語であるという考えがでてきたのでしょうか?

確かに支那蕎麦(シナそば)や支那竹(シナチク)といった言葉はあまり聞かれなくなりましたが、
東シナ海、南シナ海といった呼称は今でも使われています。

外務省 – 東シナ海における資源開発に関する我が国の法的立場

支那(シナ)が差別語であるという考えの方は、この海域をどのように呼称しているのでしょうね。